「自宅にインターネット環境を整えたいけど、工事は面倒だし、時間もかかる…」
そんなお悩みを持つ方にぴったりのサービスが、楽天モバイルが提供するRakuten Turbo(楽天ターボ)です。
楽天ターボは5Gにも対応しており、月額料金は定額、さらにデータは基本的に使い放題。
これだけ聞くと「なんだか理想的!」と思えるでしょう。
でも、実際はどうなんだろう?
スマホとの違いや他社のホームルーターとの比較、契約時の注意点など気になるポイントはたくさんあります。
結論から言うと、楽天ターボは「光回線のような手間をかけずに、コスパよく自宅Wi-Fiを使いたい人」にとって、かなり魅力的な選択肢なんです。
それでは、詳しく内容を見ていきましょう!
楽天ターボとは
画像引用元:Rakuten Mobile
最近よく耳にするようになった「ホームルーター」。
その中でも注目を集めているのが、楽天モバイルのRakuten Turbo(楽天ターボ)です。
でも、「名前は聞いたことがあるけど、どんなサービスなのかよく分からない…」という方も多いのではないでしょうか?
ここでは、楽天ターボの仕組みや特徴をわかりやすく紹介します。
サービスの基本概要
楽天ターボは、楽天モバイルが提供する「ホームルーター型」のインターネットサービス。
専用の端末(Rakuten Turbo 5G)をコンセントにつなぐだけで、Wi-Fi環境を整えられます。
設置工事は不要なため、申込後すぐに使い始められるのが大きな魅力。
特に、引っ越しが多い人や、マンション・アパートなどで回線工事の許可が取れない人にとっては心強い存在です。
また、楽天モバイルの5G/4G回線を使っているため、エリア内であれば高速通信が可能。
データ容量に関しても「無制限(実質)」なので、動画の視聴やリモートワークにも安心して使える仕様になっています。
ホームルーターって何?
ホームルーターとは、家庭内で使うことを前提に設計されたWi-Fiルーターの一種です。
通常の光回線のように建物に物理的なケーブルを引き込む必要がなく、電源を入れればすぐに使えるのが特徴。
スマホの通信と同じように、電波(モバイル通信)を使ってネットに接続するので、柔軟な使い方ができるのもポイント。
ルーターの設置場所を変えるだけで受信感度が変わる場合もあるため、ちょっとした工夫でより快適に使えるようになりますよ。
楽天ターボの料金プラン
「楽天ターボって、結局いくらかかるの?」というのは、多くの方が最初に気になるポイントでしょう。
月々の料金や、データ制限の有無、さらに割引キャンペーンの有無など、事前に知っておきたい情報はたくさんあります。
このパートでは、楽天ターボの料金プランを詳しく解説します。
月額料金の詳細
楽天ターボの月額料金は4,840円(税込)。
この金額には通信費や機器の利用料も含まれているため、追加の基本料金などは不要です。
楽天モバイルのスマートフォンユーザーであっても、現時点ではこのホームルーターには割引が適用されません。
そのため、楽天ターボは独立したインターネットサービスとして考える必要があります。
月額料金(税込) | データ容量 | 通信方式 | |
---|---|---|---|
Rakuten Turbo 5G | 4,840円 | 実質無制限 | 5G/4G 対応 |
楽天回線を使用しているため、楽天モバイルのエリア内であれば安定して利用でき、特に都市部では高速な5G通信を楽しめますよ。
キャンペーンや割引情報
楽天モバイルでは、時期によって端末代が実質無料になるキャンペーンを行っている場合があります。
また、楽天市場で使えるポイントが付与されたり、楽天カードと組み合わせるとお得になるケースも。
そのため楽天ターボの契約前には、公式サイトで最新キャンペーン情報をチェックしておくのが賢い選び方です。
楽天ターボの初期費用と契約時にかかる費用
月額料金が分かっても、「じゃあ最初にいくらかかるの?」というのも大事なポイント。
契約手数料や端末代、本体の支払い方法など、初期費用には見落としがちな落とし穴も…。
ここでは、楽天ターボを始める際に必要な初期費用について、詳しく見て行きましょう。
契約事務手数料
楽天ターボの申し込み時には、契約事務手数料3,300円(税込)が必要。
この費用は、初月の利用料金と一緒に請求されます。
大きな額ではありませんが、意外と見落としやすいポイントのため、初期費用として把握しておくと安心。
本体代金と分割払いの仕組み
楽天ターボの専用端末「Rakuten Turbo 5G」は、購入が必要です。
本体価格は41,580円(税込)。
一括での購入も可能ですが、分割払いを選ぶと初期負担を軽減することができます。
分割回数は24回(2年間)または36回(3年間)から選べ、金利や手数料はかかりません。
回数 | 月額(税込) | 合計(税込) | |
---|---|---|---|
一括 | 1回 | 41,580円 | 41,580円 |
分割 | 24回 | 1,732円 | 41,568円 |
分割 | 36回 | 1,155円 | 41,580円 |
※実質的には同じ総額になりますが、月額を抑えたい方は36回払いが便利です。解約時には残債が発生する点にも注意しておきましょう。
楽天ターボの通信速度はどれくらい?
どんなに料金が手頃でも、通信速度が遅ければ使い物にならない…そんな風に感じたことはありませんか?
とくに動画視聴やオンラインゲーム、テレワークでのビデオ会議など、高速で安定した通信が求められるシーンでは、スピードがサービスの満足度を左右します。
ここでは、楽天ターボの通信速度に関する実際の口コミやレビューをもとに、どのくらいの速度が出るのか、どんな環境なら快適に使えるのかを詳しく見ていきましょう。
実際の速度レビュー
楽天ターボは、5G対応ルーターを利用したサービスです。
理論値としては最大2.1Gbpsとされていますが、これはあくまでも理想値であり、現実の利用環境で異なります。
実際には、周囲の建物の状況やルーターの設置場所、利用する時間帯によって大きく変動するのが正直なところ。
以下は、実際に楽天ターボを利用しているユーザーの計測結果の平均値となっています。
下り速度(平均) | 上り速度(平均) | 特徴 | |
---|---|---|---|
平日昼間(12時) | 40〜70Mbps | 5〜10Mbps | 安定しておりWeb閲覧や動画も快適 |
平日夜間(20時) | 20〜40Mbps | 3〜8Mbps | 回線が混みやすくやや遅くなる傾向 |
深夜帯(1時) | 60〜100Mbps | 7〜12Mbps | 比較的高速で安定 |
※レビューや口コミをもとに集計したものになります。
一般的なネット利用(SNS・YouTube・ZOOMなど)では、下り20〜50Mbpsが出ていれば十分なスピード。
つまり、楽天ターボは日常使いには十分な性能を持っているといえます。
楽天ターボ快適に使える利用環境の条件
通信速度を左右する最大のポイントは、ルーターの設置場所。
特に、窓際や電波をさえぎる壁の少ない場所に置くだけで、電波の受信感度が格段に向上します。
以下のような工夫があると、より快適に利用できます。
また、鉄筋コンクリート造のマンションでは電波が通りづらいこともあるので、最初の設置場所は慎重に選びましょう。
楽天ターボの対応エリアを確認しよう
「使い放題で高速通信」と聞くととても魅力的ですが、どんなにいいサービスでも、そもそも自宅が対応エリア外だったら意味がありません。
楽天ターボは楽天モバイルのネットワークを使っているため、全国対応を目指しているものの、5Gエリアにはまだ限りがあります。
ここでは、エリアの現状や確認方法、さらに地方で使うときの注意点などについても詳しくお伝えします。
都市部と地方で違いはある?
楽天ターボは楽天モバイルの回線を使っており、楽天回線エリア(5G・4G)内であれば問題なく利用可能。
特に首都圏や政令指定都市などの都市部では、比較的スムーズにつながるケースが多くあります。
一方で、地方都市や山間部になると、まだカバーしきれていないエリアも少なくありません。
場所によっては「パートナー回線(au回線)」へ切り替わることもあり、この場合は通信制限がかかる可能性があるでしょう。
5G対応状況 | 4G対応状況 | 備考 | |
---|---|---|---|
東京都23区 | ◎(広範囲) | ◎(安定) | 高速かつ安定した通信が可能 |
地方都市 | ◯(一部) | ◎(広域) | エリアによっては5G未対応の場所もあり |
郊外・山間部 | △(限定) | ◯(条件付き) | 建物内や屋内では不安定な場合も |
ご自身の住まいが都市部か地方かによって、楽天ターボの使い勝手は変わってきます。
エリア確認の方法と注意点
エリア確認は、楽天モバイルの公式サイトから「通信・エリア」ページにアクセスすれば簡単。
郵便番号や住所を入力すると、自宅が楽天回線のサービス対象かどうかをすぐに確認できます。
ただし、マップ上では「利用可能」と表示されていても、実際には建物の構造や周囲の環境によって電波が届きにくくなる場合があります。
そのため、楽天ターボでは「初期契約解除制度(8日以内キャンセル)」が用意されています。
万が一つながりにくいと感じた場合には、利用開始から8日以内であればキャンセルできるので、安心してお試しできますよ。
楽天ターボがデータ無制限の本当のところ
楽天ターボの一番の売りといえば、「データ無制限で使える」という点。
ですが、「無制限」と聞くと、つい“本当に制限されないの?”と疑いたくなるのが正直なところ。
実際、他社では“無制限”とうたいつつ細かい制限があることも少なくありません。
このパートでは、楽天ターボの「実質無制限」の仕組みや、他社との違いをわかりやすく解説します。
通信制限はある?
楽天ターボは公式には「無制限」と表記されていますが、実際には混雑時に一時的な速度制限がかかる可能性があるとされています。
特に夜間や休日など、利用者が集中するタイミングでは、通信速度が落ちるケースも報告。
ただし、具体的なデータ容量の上限(例:月○GBまで)というルールは設定されていないため、実際にはかなり自由に使える印象です。
そのため、以下のような使い方であれば、制限を気にせず快適に利用可能。
4K動画や大容量のオンラインゲーム通信などを連続して行う場合だけ、混雑時間帯に一時的に制限される可能性があるため注意しておきましょう。
他社との「無制限」との違い
楽天ターボと同じようなホームルーターサービスには、ドコモのhome 5Gやソフトバンクエアー、auのホームルーターなどがあります。
それぞれ「無制限」とされていますが、実際の運用には微妙な違いがあります。
月間データ制限 | 短期制限 | 無制限の実態 | |
---|---|---|---|
楽天ターボ | なし(公式表記) | 混雑時に速度調整あり | 日常利用には快適に使える |
ドコモ home 5G | なし | 混雑時制限あり | 平日夜間にやや速度低下 |
ソフトバンクエアー | 明記なし | 多くのレビューで制限報告 | 制限が多く不満の声も |
au ホームルーター | 一部制限あり | 夜間に速度制限あり | 高速だが制限時間帯が明確 |
楽天ターボは「実質的な自由度が高い」タイプのホームルーター。
とくに動画やSNS中心の使い方であれば、十分に満足できる通信品質を実感できるでしょう。
楽天ターボと楽天モバイル最強プランとの違い
楽天の通信サービスと聞くと、スマートフォンでおなじみの「楽天モバイル最強プラン」を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか?
楽天ターボも楽天が提供するインターネット回線を使ったサービスですが、「何がどう違うの?」と混乱してしまう方も少なくありません。
実はこの2つ、使い方・料金・通信方式など、すべてが異なる別サービスなんです。
ここでは、それぞれの特徴や違いを詳しく比較し、自分にはどちらが合っているのか判断できるよう解説します。
モバイル回線とホームルーターの比較
楽天モバイル最強プランは、スマートフォンを中心に外出先でも使えるモバイル回線。
一方、楽天ターボは自宅で据え置いて使う家庭用ルーターです。
つまり、どこでも使える代わりに速度や安定性に限界があるモバイルプランと、自宅で高速かつ安定した通信ができる固定代替のホームルーターという位置づけになるんです。
楽天ターボ | 楽天モバイル 最強プラン | |
---|---|---|
通信手段 | ホームルーター(据え置き) | スマートフォン(携帯回線) |
月額料金(税込) | 4,840円 | 1,078〜3,278円(段階制) |
データ容量 | 実質無制限 | 無制限(楽天回線エリアのみ) |
エリア対応 | 楽天モバイルの家庭用回線 | 楽天+au回線で全国対応 |
利用用途 | 自宅でのWi-Fi・複数端末利用に最適 | 外出時のスマホ・テザリング中心 |
楽天ターボは「家族みんなでWi-Fiを共有する」「テレビやPCで動画をたっぷり見る」など、自宅で大容量通信をしたい人向け。
一方、楽天モバイル最強プランは「スマホ1台で完結させたい」「外でも安定して使いたい」人におすすめです。
使い方に合わせた選び方
選ぶポイントは、「自宅メインか、外出先でも使いたいか」です。
たとえば、一人暮らしでスマホ中心の生活なら、楽天モバイル最強プランとテザリングでまかなえる場合も。
ただしテザリングではバッテリー消費が激しく、長時間使うと不便になりがちです。
逆に、家族で住んでいて複数のスマホ・パソコン・テレビなどを同時に使う環境では、やはりホームルーターの楽天ターボがおすすめ。
テレワークや子どものオンライン授業、動画配信サービスの視聴などをストレスなく行いたい方には、ターボの安定性が大きな強みとなるでしょう。
楽天ターボのメリット
「回線工事不要で即日使える」「使い放題で定額」…楽天ターボには、忙しい現代人にとってうれしい特徴がいくつも詰まっています。
とくに、インターネット初心者や一人暮らしの方、短期の住まいの方にとっては、これほどシンプルで始めやすいネットサービスはなかなかありません。
ここでは、楽天ターボを導入することで感じられるメリットを、実際の使用感やユーザーの声も交えながら詳しく紹介します。
工事不要で即使える
楽天ターボ最大の魅力は、回線工事が一切不要で届いたその日から使える点。
光回線のように開通工事を待ったり、立ち会いを調整したりする必要がなく、配送された本体をコンセントにつなぐだけでWi-Fiが利用可能に。
引っ越し先や仮住まい、急なテレワーク開始などにもすぐ対応できる、柔軟性の高いサービスです。
シンプルな料金とサポート体制
月額4,840円(税込)の定額プランで使い放題。
追加料金や複雑なオプション契約がなく、料金体系が非常にわかりやすいのも楽天ターボの魅力です。
サポートも楽天モバイルの専用窓口があり、電話・チャット・アプリでの問い合わせが可能。
ネット初心者にも、やさしい対応が評価されているんです。
複数のデバイスを同時に接続できる安定性
楽天ターボは、ホームルーターならではの通信安定性を活かして、スマホやパソコン、ゲーム機、スマートテレビなど、複数のデバイスに同時接続ができます。
Wi-Fi6には非対応ですが、それでも一般家庭での同時接続(5〜10台程度)であれば問題なく利用でき、家族全員がネットを使っても快適に過ごせますよ。
たとえば、こんな使い方が可能。
モバイルWi-Fiのように接続数が制限されがちなサービスとは違い、家庭内での利用にしっかり対応している点も見逃せません。
このように楽天ターボは、即使える手軽さ・明快な料金・家族利用も想定した安定性という3つの強みを持つホームルーターなんです。
楽天ターボのデメリット
魅力の多い楽天ターボですが、もちろん完璧なサービスではありません。
契約後に「こんなはずじゃなかった…」と後悔しないためには、あらかじめデメリットや注意点もしっかり理解しておくことが大切。
ここでは、楽天ターボの弱点や実際にあった不満の声をもとに、契約前に確認すべきポイントを詳しくお伝えします。
通信エリアと速度の不安定さ
楽天ターボは楽天モバイルの回線を使っているため、まだエリア拡大中という事情があります。
都市部では快適に使える場合が多い一方で、郊外や山間部では圏外になる可能性もあり。
また、建物の構造によっても通信品質は左右されやすく、特に鉄筋コンクリートの集合住宅の室内では電波が届きにくいことも。
こうした場合は、窓際にルーターを置く、電波干渉の少ない場所を探すなどの対策が必要です。
加えて、夜間や休日など回線が混みやすい時間帯は、動画の読み込みが遅くなるなどの報告も多く見られます。
「昼間は快適だけど、夜になると重く感じる」という声は、楽天ターボ利用者の間でもよく挙がっているデメリット。
契約後のキャンセルが難しい点
楽天ターボには厳密な「最低利用期間」や「違約金」は設定されていないものの、本体を分割購入している場合は“残債”が発生します。
たとえば36回払いで契約した場合、途中で解約しても本体代の支払いは最後まで続くため、「解約=無料」とはならない点に要注意。
また、「試してみたけどエリアが合わなかった」といったケースでは、初期契約解除制度(8日以内)を使わない限り返品もできません。
そのため、契約前には必ずエリア確認を行い、慎重に導入を判断する必要があります。
楽天ターボと他社ホームルーターとの違い
「楽天ターボって本当に他社よりお得なの?」という疑問を持つ方も多くいます。
ホームルーターは楽天だけでなく、ドコモ・au・ソフトバンクなど大手キャリア各社からも登場していて、どれも“無制限”や“高速通信”をうたっているので、違いが分かりにくいのが正直なところ。
しかし実際には、料金・速度・エリア対応・制限の有無などにそれぞれ違いがあります。
ここでは、楽天ターボと他社3社のホームルーターを表で比較しながら、どんな人にどのサービスが合うのかを詳しく見てゆきましょう。
各社の料金・速度・制限を比較
以下は、主要ホームルーター4社の最新比較です。
月額料金(税込) | 最大通信速度(下り) | データ容量 | 契約期間 | 特徴/備考 | |
---|---|---|---|---|---|
楽天ターボ | 4,840円 | 最大2.1Gbps | 実質無制限 | なし | 工事不要・契約縛りなし・シンプル料金 |
ドコモ home 5G | 4,950円 | 最大4.2Gbps | 実質無制限 | なし | 高速・安定・エリア広め |
ソフトバンク Air | 5,368円 | 最大962Mbps | 実質制限あり | 2年 | 夜間制限が多い/不安定な口コミあり |
au ホームルーター | 5,170円 | 最大4.2Gbps | 実質制限あり | 2〜3年 | 安定性は高いが、制限タイミングが明確 |
※2025年時点の公表情報に基づき構成
実際にお得なのはどれ?
価格面では楽天ターボが最安クラスで、月額4,840円(税込)でデータ無制限・工事不要・契約縛りなしという手軽さは、他社にはなかなか真似できない大きな魅力です。
ただし通信速度やエリアの広さでは、ドコモ home 5Gがやや上回るケースも。
特に地方での安定性を重視したい場合は、ドコモ回線の強さは安心材料になるでしょう。
また、SoftBank Airとauホームルーターは、条件付きの無制限だったり、夜間の速度制限が厳しかったりするため、契約内容をしっかり確認しないと「思ったより使いにくい…」となることも。
楽天ターボは、ネット初心者・一人暮らし・短期利用・費用重視の方にぴったりのサービスなんです。
楽天ターボの解約金や契約期間について
インターネット回線の契約で特に気になるのが、「解約すると高額な違約金がかかるのでは…」という不安。
実際、多くの通信サービスには2年〜3年の契約縛りが存在し、タイミングを間違えると1万円以上の違約金を支払うことになりかねません。
そんな中、楽天ターボは“契約縛りなし”をアピールしていますが、実際にはどうなのか?本当に安心して始められるのか?
ここでは、解約時にかかる費用、契約の仕組み、そしてキャンセルに関する注意点をしっかり整理してお伝えします。
解約時の費用と注意点
楽天ターボの契約には、違約金・最低利用期間の設定がありません。
これはかなり珍しく、柔軟な契約が可能です。
途中解約でも、プロバイダーによくある「更新月を過ぎたら9,500円!」というような心配は不要。
ただし、ひとつ注意点があります。
それは端末本体の支払い残債です。
楽天ターボのルーター端末(Rakuten Turbo 5G)は、41,580円(税込)で購入する必要あり。
これを、24回または36回払いで契約している場合、途中で解約しても残額の支払い義務は残るという仕組み。
たとえば36回払い(1,155円×36回)で契約して1年で解約した場合、残りの24回分=27,720円は解約後も請求されます。
つまり、違約金ではないけれど、「実質的な縛り」があるということは覚えておきましょう。
契約期間の縛りはある?
楽天ターボには契約期間の制限はありません。
自動更新もなく、月ごとに自由な解約が可能。
しかも、解約申請も公式アプリや電話からスムーズに手続きできるため、気軽に始めやすいのが魅力です。
ただし、契約時に本体割引キャンペーンなどを適用していた場合、短期解約によって割引が取り消される可能性があることも。
そのため楽天ターボの契約前には、適用条件をしっかり確認しておくのがおすすめです。
また、初回契約者限定で「初期契約解除制度(いわゆるクーリングオフ)」も利用可能。
商品到着後8日以内であれば、理由を問わずキャンセル可能なため、「とりあえず試してみたい」という方にも優しい制度といえるでしょう。
楽天ターボを実際に使ってみた口コミ・評判
公式サイトには良いことばかり書いてあって、正直「本当かな?」と思ってしまう…そんな経験はありませんか?
楽天ターボのような新しいサービスを導入する前には、やっぱり実際のユーザーのリアルな体験談が一番参考になるでしょう。
このパートでは、楽天ターボを実際に利用しているユーザーの口コミをもとに、「良かった点」「気になる点」を分かりやすく整理しました。
楽天ターボの導入を検討している方は、ぜひ判断材料にしてみてください。
良い口コミ(ポジティブ)
楽天ターボを使ってみて良かったという口コミは、以下のような声が多く見られます。
とくに簡単な設置・わかりやすい料金体系・モバイル回線との違いに高評価が集中していました。
ネット初心者の方や、引っ越しを機に導入した方の満足度が高いのが特徴です。
悪い口コミとその理由(ネガティブ)
一方で、「ここはちょっと…」という声もいくつか見られます。
これらは、通信の安定性・エリア対応・契約時の誤解に関するもの。
特に「夜間の速度低下」や「田舎でのつながりにくさ」は、事前にエリア確認を怠ると後悔につながる可能性があるでしょう。
ですが、設置場所の工夫やエリアマップの活用などで、多くの不満は事前に回避できる内容でもあります。
楽天ターボはこんな人におすすめ
ここまで楽天ターボの特徴、料金、速度、他社比較などを詳しく見てきましたが、「結局、自分には合ってるの?」という疑問が残る方もいらっしゃると思います。
楽天ターボは、光回線ほどの安定性や高速性を必要としないけれど、スマホだけでは物足りない…そんな方にちょうどいいバランスのサービス。
ここでは、実際の利用シーンやライフスタイルをもとに、楽天ターボがどんな人におすすめなのかを具体的に紹介します。
自分の生活スタイルと照らし合わせながら、導入を検討してみてください。
テレワーク中心で工事が面倒な人
自宅でテレワークをしている人にとって、安定したネット回線は欠かせません。
ただ、光回線を引くのは手間もコストもかかるし、引っ越しが多い人には大きなハードルに…。
楽天ターボなら、工事不要で届いたその日から使えるため、仕事にすぐ取りかかりたい方には非常に便利。
ZoomやGoogle Meetなどのビデオ会議も、昼間の時間帯なら問題なく利用できます。
さらに、同じルーターでパソコン・スマホ・プリンターなど複数の業務用デバイスを同時接続できる点も、テレワーカーにとっては大きなメリット。
一人暮らしで費用を抑えたい人
一人暮らしの方にとって、通信費は毎月の固定費のなかでも、意外と大きなウエイトを占めるでしょう。
楽天ターボは、月額4,840円(税込)の定額でデータ使い放題なため、光回線+プロバイダー料金などに比べて圧倒的にわかりやすく安く抑えられます。
さらに、スマホのテザリングのようにバッテリーを気にする必要もなく、NetflixやYouTubeなどもストレスなく見られるので、休日のリラックスタイムにもぴったり。
一人暮らしのネット生活を快適に、そしてシンプルにしてくれる存在なんです。
引っ越しが多い/仮住まいの人
「転勤族で1〜2年おきに引っ越ししている」「今は仮住まいで光回線の工事が難しい」
そんな方にとって、楽天ターボの移動のしやすさと柔軟な契約は非常に心強いポイント。
光回線のように解約・再契約の手間がかからず、生活の変化に柔軟に対応できるのは、忙しい現代人にとって大きなメリットといえるでしょう。
家族でシンプルにWi-Fiを使いたい人
「家にいる家族が各々スマホやタブレットを使っていて、簡単にWi-Fi環境を作りたい」そんな方にも楽天ターボはおすすめ。
特に、小学生〜高校生のお子さんがいる家庭では、動画視聴やオンライン学習でWi-Fiの使用量が増えがち。
楽天ターボなら、実質無制限で使えるうえに同時接続も安定しているので、家族全員がストレスなく利用可能。
さらに、Wi-Fiルーターのような配線や設置の煩わしさもないので、「ネットに詳しくないけど、家庭でネットを始めたい」という方にも向いています。
こんな人には不向きかも?
逆に、楽天ターボがあまり向かないケースもいくつかあります。
このような方には、ドコモhome 5Gや光回線の方が満足度が高いかもしれません。
楽天ターボのまとめ
画像引用元:Rakuten Mobile
楽天ターボは、「工事不要・使い放題・契約縛りなし」で、初めてホームルーターを導入したい方に最適なネット回線サービス。
とくに、一人暮らしやテレワーク、引っ越しが多い方には強く推奨できます。
おすすめできる理由と具体例
注意点(やや不向きなケース)
「とにかく手軽にWi-Fiを導入したい」「コストは抑えたいけど通信量は気にしたくない」そんな方には、楽天ターボはまさにピッタリ。
他社と比べても、コスパと柔軟性に優れた“ちょうどいい”ホームルーターなんです!