auひかりとドコモ光の違いをわかりやすく解説!
「どちらがお得?」「料金や速度に違いはある?」などの疑問に答えます。
結論として、使っているスマートフォンがauなら「auひかり」、ドコモなら「ドコモ光」が最適です。
この選択により、家庭のスマホ料金を大きく削減できるのが大きなメリット。
この記事では、auひかりとドコモ光の違いを料金、速度、キャンペーンの視点から比較し、わかりやすく解説してゆきます。
auひかりとドコモ光の比較
初めに、auひかりとドコモ光の基本的な違いを表でみてみましょう。
提供元の会社や回線系統、月額料金などに違いがあります。
auひかり | ドコモ光 | |
---|---|---|
提供エリア | 一部地域のみ(戸建てはさらに限定) | 全国対応 |
回線速度 | 平均ダウンロード速度:369Mbps 平均アップロード速度:315Mbps 応答速度:17.7ms |
平均ダウンロード速度:217Mbps 平均アップロード速度:182Mbps 応答速度:22.6ms |
IPv6対応 | デュアルスタック方式 | IPv4 over IPv6対応プロバイダ選択で可能 |
プロバイダ数 | 8社 @nifty、So-net、BIGLOBE、他 |
21社 GMOとくとくBB、OCN、BIGLOBE、他 |
月額料金 | マンション:4,730円~ 戸建て:6,160円~ |
マンション:4,400円~ 戸建て:5,720円~ |
スマホセット割 | auスマートバリュー 最大割引額:1,100円/月 同居家族が対象 |
ドコモ光セット割 最大割引額:1,100円/月 離れて住む家族も対象 |
キャンペーン | 最大126,000円キャッシュバック 乗り換え費用補助:30,000円 工事費:実質無料 |
無条件キャッシュバック100,000円 モバイルWiFi無料レンタル 工事費:完全無料 |
解約費用 | 2022年6月30日以前 マンション:7,700円 戸建て:22,000円 2022年7月1日以降 マンション:2,290円 戸建て:4,730円 |
2022年6月30日以前 マンション:8,800円 戸建て:14,300円 2022年7月1日以降 マンション:4,180円 戸建て:5,500円 |
auユーザーはauひかり、ドコモユーザーはドコモ光を選ぶのが正解。
スマホ割引を使うと、月々の費用を抑えられますよ。
提供エリアを比較
auひかりとドコモ光の提供エリアは以下の通り。
auひかり | ドコモ光 |
---|---|
一部地域のみ | 全国対応 |
ドコモ光は全国どこでも利用できますが、auひかりは利用できる地域が限られており、特に戸建てプランでは契約可能な地域が狭くなっています。
また、auひかりの提供エリアは、マンション向けと戸建て向けで異なります。
マンション向けは全国対応ですが、戸建て向けは特定の地域に限定。
以下の表は、auひかりの戸建てプランが提供されていない地域を示しています。
地域 | 都道府県 |
---|---|
関西 | 大阪・京都・兵庫・和歌山・奈良・滋賀 |
中部 | 静岡・愛知・岐阜・三重 |
沖縄 | 沖縄 |
これらの地域ではauひかりを利用できません。
また、提供エリア内であっても、市区町村によってはサービスを受けられない場合がありますので要注意。
回線速度の比較
実際に利用している人の測定結果によると、auひかりの方がドコモ光よりも高速。
以下の表は、ユーザーの回線速度を集計する「みんなのネット回線速度」のデータをもとに、主要な指標を比較しています。
auひかり | ドコモ光 | |
---|---|---|
平均ダウンロード速度 (下り) | 369Mbps | 217Mbps |
平均アップロード速度 (上り) | 315Mbps | 182Mbps |
応答速度 (Ping値) | 17.7ms | 22.6ms |
このデータから、auひかりはダウンロード・アップロード速度が速く、応答速度の面でも優れた結果となっています。
IPv6対応について
auひかりとドコモ光はどちらも、最新の通信規格であるIPv6に対応しています。
auひかり「デュアルスタック方式※」に対応しており、契約後すぐにIPv6の利用が可能。
ドコモ光「IPv4 over IPv6」に対応しているプロバイダを選ぶと、多くのサイトで高速通信が期待できるでしょう。
auひかりとドコモ光どちらのサービスもIPv6対応により、より快適で安定したインターネット接続が可能。
※デュアルスタック方式とは、IPv6を使用しながらもIPv4対応サイトの閲覧を可能にする技術です。
プロバイダを比較
auひかりとドコモ光ともプロバイダごとに、特典内容が異なるため選び方が重要。
auひかり | ドコモ光 | |
---|---|---|
プロバイダ数 | 8社 | 21社 |
プロバイダ一覧 | @nifty、So-net、BIGLOBE、GMOとくとくBB、@TCOM、DTI、Asahiネット、au one net | GMOとくとくBB、OCNインターネット、DTI、@nifty、andline、BIGLOBE、スピーディア、hi-ho、ic-net、Tiger-net、エディオンネット、SYNAPSE、BB.excite、楽天ブロードバンド、TikiTiki、@ネスク、@TCOM、TNC、@ちゃんぷるネット、AsahiNet、WAKWAK |
例えば、特定のプロバイダでは「月額料金の割引」や「キャッシュバック」といった特典が提供される場合があり、プロバイダの選択次第で総支払額に大きな差が生じる可能性があるでしょう。
月額料金の比較
auひかり | ドコモ光 | |
---|---|---|
マンション料金 | 4,730円~ | 4,400円~ |
戸建て料金 | 6,160円~ | 5,720円~ |
auひかりとドコモ光は、プロバイダ料金が含まれた光回線サービス。
どちらも契約すれば、別途プロバイダの申し込みをする必要がなく手続きも簡単。
両サービスの月額料金に大きな差はありませんが、どちらも「スマホとのセット割引」が適用できる点が大きなメリットです。
現在使用しているスマートフォンやタブレットに合わせて光回線を選ぶと、毎月の通信費をお得に抑えられるでしょう。
スマホセット割を比較
auひかりを契約すると、auのスマホユーザーは「auスマートバリュー」の割引を受けられます。
一方、ドコモ光では「ドコモ光セット割」により、ドコモのスマホ料金が割引されます。
以下の表に、両サービスの特徴をまとめましたので、参考にしてください。
auスマートバリュー | ドコモ光セット割 | |
---|---|---|
対象回線 | au回線 | ドコモ回線 |
最大割引額 | 月額最大1,100円割引 | 月額最大1,100円割引 |
割引対象回線数 | 最大10回線 | 最大20回線 |
割引対象者 | 同居家族のみ | 離れて住む家族も対象 |
適用条件 | 光電話の契約が必要 | 特になし |
双方を比較すると、auスマートバリューよりもドコモ光セット割のほうが、対象回線数や適用範囲、条件面でより優れた内容となっています。
ただし、光回線は現在利用しているスマホキャリアに合わせると、セット割の恩恵を最大限に受けられ、通信費の節約につながります。
キャンペーンの比較
auひかりとドコモ光は、それぞれ魅力的なキャンペーンを実施しています。
主な特典は以下のとおり。
auひかり | ドコモ光 | |
---|---|---|
キャッシュバック | 最大126,000円 | 無条件で100,000円(当サイト限定) |
スマホセット割 | auスマートバリュー | ドコモ光セット割 |
乗り換え費用補助 | 最大30,000円補助 | なし |
工事費 | 実質無料 | 完全無料 |
WiFiルーター | 高性能WiFiルーターのプレゼント | 高性能ルーターの無料レンタル |
光電話 | 35ヶ月無料 | なし |
その他特典 | なし | 開通までモバイルWiFi無料レンタル |
これらの特典は、最もお得な申し込み窓口を利用した場合の内容となっています。
解約費用を比較
以下の表は、主要プランの例を基に比較しています。
プラン | auひかり | ドコモ光 | |
---|---|---|---|
2022年6月30日以前 | マンション | 7,700円 | 8,800円 |
戸建て | 22,000円 | 14,300円 | |
2022年7月1日以降 | マンション | 2,290円 | 4,180円 |
戸建て | 4,730円 | 5,500円 |
auひかりとドコモ光の解約費用を比較すると、auひかりの方が低めに設定されています。
2022年7月に法改正が行われ、すべての光回線の解約費用が引き下げられました。
そのため、2022年7月1日以降の契約には、新たな低料金が適用されます。
auひかりとドコモ光を乗り換える際のポイント
auひかりからドコモ光、またはその逆に乗り換える際は、以下の3つのポイントを押さえておくことが重要。
それぞれについて、詳しく説明します。
セット割の適用対象が変わる
auひかりからドコモ光、またはドコモ光からauひかりへ変更すると、セット割が適用されるスマホキャリアが変わります。
スマホキャリアを同時に変更すれば問題ありませんが、そのままにしていると、これまで適用されていた割引が受けられなくなり、月々の料金が上がる可能性があります。
撤去工事にかかる費用
特にauひかりの戸建てプランを契約している方がドコモ光へ移行する場合、撤去工事費として31,680円がかかる場合あり。
撤去を希望しない場合は費用は発生しませんが、マンションなどでは原状回復のために撤去が必要な場合があるため、解約前に確認しておきましょう。
なお、ドコモ光からauひかりへ移行する際には、撤去工事費はかかりません。
違約金がかからないタイミングを選ぶ
auひかりからドコモ光へ乗り換える際は、契約更新月に解約すると違約金の発生を防げます。
更新月以外に解約すると、高額な違約金が発生する場合があるため要注意。
一方、ドコモ光からauひかりへ乗り換える場合は、auひかりが他社の違約金を最大3万円まで負担してくれるため、更新月以外でも安心して乗り換えられるでしょう。
auひかりがおすすめの方
以下のような方には、auひかりの利用がおすすめ。
これらの条件に当てはまる方はauひかりを選ぶと、お得で快適なインターネット環境を整えられるでしょう。
特にauひかりでは、スマホとのセット割引や高額キャッシュバックが大きな魅力で、コストパフォーマンスにも優れているんです。
\auひかりの評価など詳しい情報はこちら/
ドコモ光がおすすめの方
ドコモ光は、NTTドコモが提供する光回線サービスで、以下のような方におすすめ。
これらの方にとって、ドコモ光はスムーズな乗り換えが可能で、スマホとのセット割引により通信費の節約が期待できるでしょう。
また、ドコモ光は提供エリアが広いため、安心して利用できるのも大きなメリット。
\ドコモ光の評価など詳しい情報はこちら/
【まとめ】auひかりとドコモ光の違い
auひかりとドコモ光は、提供元や回線の種類、料金、速度、提供エリアなどに違いがあります。
auひかりは独自の回線を使用しており、通信速度が速く高額なキャッシュバックが魅力的。
一方、ドコモ光はNTTの回線を利用し、全国どこでも利用できる広いエリアと、豊富なプロバイダの選択肢が特徴です。
また、どちらもスマホとのセット割を活用すれば、毎月の通信費をお得に抑えられます。
現在利用しているスマホのキャリアに合わせて、auひかりとドコモ光のどちらかを選ぶと、快適かつ経済的なインターネット環境を整えられるでしょう。