ドコモ光 vs eo光 徹底比較！料金・速度・エリア・セット割で選ぶ最適な光回線

「ドコモ光とeo光、どちらを選ぶべき？」「料金や通信速度に違いはあるの？」と迷っている方も多いのではないでしょうか？

結論として、ドコモのスマホを使っているならドコモ光、auのスマホを利用しているならeo光を選ぶのがベスト。

ドコモ光とeo光のどちらにするか悩んだ場合は、スマホとセットで割引が受けられる回線を選ぶのが最もお得な方法ですよ。

この記事では、料金や通信速度、キャンペーンなどを比較しながら、ドコモ光とeo光の違いをわかりやすく解説していきます！

 

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ドコモ光とeo光の違いを分かりやすく解説

まずは、ドコモ光とeo光の違いを比較した表をチェックしてみましょう。

この2つのサービスは、提供元や回線の仕組み、料金プラン、特典などが異なります。

ドコモ光は、NTTの光回線を利用した「光コラボレーション（光コラボ）」のひとつ。

一方のeo光は、自社独自の回線を使用してサービスを提供しています。

ちなみに光コラボとは、NTTの「フレッツ光」の回線とプロバイダをセットで提供する仕組みのこと。

ドコモ光のほか、ソフトバンク光やビッグローブ光などもこのタイプに該当しますよ。

 

提供エリアを比較

ドコモ光は全国対応の光回線サービスで、離島の一部を除き、日本全国のほとんどの地域で利用可能。

これは、ドコモ光がNTTの光回線を使用しているためで、NTTの回線は全国に広く敷設されていることから、多くの地域で利用ができます。

一方、eo光は関西電力が独自に整備した光回線を利用しており、提供エリアは関西地方と福井県の一部に限定。

※2025年2月時点の情報

このように、eo光の提供エリアは関西地方に限定されているため、関西以外の地域では利用できません。

そのため、現在eo光を契約している方が関西圏外へ引っ越す場合、解約し新たに別の光回線を契約する必要があります。

その点、ドコモ光は全国対応のため、引っ越し先でも継続して利用でき手続きもスムーズ。

今後、関西を離れる可能性がある方には、ドコモ光の方が便利といえるでしょう。

 

回線速度を比較

光回線の通信速度を比較すると、eo光のほうがドコモ光よりも速いことが分かりました。

どちらも光回線を利用していますが、計測した平均速度には大きな違いがあります。

以下の表は、ユーザーの実測データを集めたサイト「みんなのネット回線速度」を参考に、各回線業者の平均速度や応答速度を比較。

結果として、eo光は平均速度・応答速度ともにドコモ光を上回る数値を記録しました。

ただし、一般的にインターネットを快適に利用するには、100Mbps以上あれば十分とされています。

なお、ドコモ光とeo光どちらの回線も200Mbps以上の速度があるため、普段使いでは十分な速度を確保できるでしょう。

 

IPv6対応の比較

ドコモ光とeo光は、最新の通信規格であるIPv6に対応。

ドコモ光では、「IPv4 over IPv6」に対応しているプロバイダを選ぶと、多くのウェブサイトで通信速度が向上します。

一方、eo光は「デュアルスタック方式」を標準採用しており、契約するだけで誰でもIPv6を利用可能。

ちなみにデュアルスタックとは、IPv6接続を使いながら、IPv4のみ対応のサイトも閲覧できる仕組み。

名称は異なりますが、機能としてはほぼ同様。

 

10ギガプランを比較

ドコモ光とeo光は、どちらも10ギガプランに対応しており、最大通信速度は10Gbps。

一般的なプランの最大速度が1Gbpsなため、その約10倍の速さになります。

高速通信を求める方は、ドコモ光もしくはeo光の10ギガプランを検討してみるとよいでしょう。

 

プロバイダを比較

ドコモ光とeo光を比較すると、プロバイダを自由に選べるのはドコモ光のみ。

ドコモ光では、以下の21社の中から自分に合ったプロバイダを選択できます。

一方、eo光はeoプロバイダのみ提供。

ちなみに、プロバイダを自由に選べる光回線のメリットは、選んだプロバイダごとに異なる特典が受けられる点。

例えば、プロバイダによっては月額料金の割引やキャッシュバックなどのキャンペーンを実施しており、選び方によって総支払額が大きく変わる場合もあります。

そのため、最適なプロバイダを見極めることが重要。

 

工事費の比較

ドコモ光とeo光の工事費は、どちらも特典により無料になります。

ただし、ドコモ光は完全無料であるのに対し、eo光は戸建て（メゾン）の場合は実質無料、マンションでは完全無料という違いがあります。

ドコモ光は工事費が完全無料のため、契約期間に関係なく解約しても追加費用が発生しません。

一方で、eo光の戸建て（メゾン）の場合、契約期間である2年以内に解約すると、工事費の残額を支払う必要あり。

これは、eo光の工事費（29,700円）が24回の分割払いになっており、毎月の請求から同額が割引されることで実質無料になる仕組みだからです。

そのため、24回の支払いが完了する前に解約すると、残りの支払い回数分の工事費が発生します。

そのため、短期間で引っ越す予定のある方や、工事費の残債を避けたい方には、ドコモ光の方が安心して利用できる選択肢といえるでしょう。

 

月額料金を比較

ドコモ光とeo光の月額料金を比較してみましょう。

ドコモ光には「戸建てプラン」と「マンションプラン」があり、eo光にはそれに加えて「メゾンプラン」があります。

なお、ドコモ光ではメゾンタイプの建物も戸建てプランに分類。

メゾンプランとマンションプランはどちらも集合住宅向けですが、配線方式に違いがあります。

マンションプランは、電柱から共用設備まで光ファイバーを引き込み各部屋へ分配。

一方、メゾンプランは光ファイバーを各部屋に直接引き込むため、戸建てプランと同じ配線方式になります。

このため、戸建てプランとメゾンプランの月額料金は同じ設定。

ドコモ光とeo光の戸建て・メゾンプランの料金を比較すると、eo光はドコモ光より月額272円安く、年間で3,264円の節約になります。

マンションプランについては、配線方式の違いによって料金が細かく分かれているため、eo光の方がドコモ光より2,000円以上高くなることもあれば、500円以上安くなることもあります。

そのため、一概にドコモ光とeo光のどちらが安いとは言えません。

自宅のマンションでのeo光の料金を知りたい場合は、公式サイトでの検索をおすすめ。

ただ、総合的に見るとマンション住まいの一部の方を除けば、eo光の方がドコモ光よりお得な選択肢となるでしょう。

 

スマホセット割の比較

スマホセット割とは、特定のスマートフォンキャリアと光回線を併用することで、スマホの月額料金が割引されるサービス。

また、ドコモ光とeo光では、対象となるキャリアが異なっています。

例えば、月々の割引額が1,100円の場合、年間で13,200円の節約。

これは、マンションプランの一部を除いて、ドコモ光とeo光の月額料金の差額を上回る節約額になります。

さらに、家族が同じキャリアを利用している場合、それぞれ1,100円の割引が適用されるため、家族の人数が多いほどお得。

そのため、単に月額料金が安いからといって光回線を選ぶと、スマホセット割を適用できず、結果的に通信費全体が高くなる可能性があることを考慮する必要があるでしょう。

 

キャンペーンを比較

キャンペーンの内容を比較すると、ドコモ光の方が特典が充実。

ドコモ光とeo光それぞれのキャンペーンの主な内容は以下の通り。

どちらのキャンペーンも、最もお得な申し込み窓口を利用した場合の特典となっています。

ドコモ光は、「NNコミュニケーションズ」経由で申し込むのが最もお得で、eo光は正規取次店からの申し込みが最適です。

しかもドコモ光では、最大100,000円のキャッシュバックが受け取れるのが大きな魅力。

また、高性能Wi-Fiルーターの無料レンタルも付帯しており、快適なインターネット環境を整えられるでしょう。

 

オプションサービスの比較

ドコモ光とeo光のオプションサービスには大きな違いはなく、どちらを選んでも利用上不便を感じることはほとんどありません。

また、eo光の「光テレビ」は、ドコモ光の2つのテレビオプションを組み合わせたものに近いサービス内容となっています。

 

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解約費用を比較

eo光の違約金は、契約年数によって異なります。

1年目は13,200円ですが、2年目以降は6,600円以下に引き下げられています。

一方、ドコモ光の違約金は14,300円で、契約年数にかかわらず一定。

2022年7月以降に契約した場合でも、eo光の違約金はドコモ光より若干安くなっていますが、その差は5,000円前後。

この変更は、2022年7月に施行された「消費者保護ルール」の改定によるもので、新規契約時の違約金は、月額料金の1ヶ月分を超えないように制限されています。

なお、eo光を解約する際、違約金とは別に最大11,000円の撤去工事費が発生する可能性がありますので要注意。

特に賃貸物件では、退去時に原状回復が必要とされる場合があり、撤去工事が必須となります。

ただし、実際に撤去を求められるケースはあまりありません。

eo光の契約前には、大家さんや管理会社に確認しておくと安心できるでしょう。

 

ドコモ光とeo光の乗り換え時のポイント

ドコモ光からeo光、またはeo光からドコモ光へ変更する際には、いくつか注意点があります。

そこで、以下の3つのポイントを押さえておきましょう。

それぞれの詳細について解説してゆきます。

 

eo光は関西エリアでしか利用できない

eo光は関西地方および福井県の一部でのみ提供されているため、それ以外の地域に引っ越す可能性がある場合は、ドコモ光からeo光への変更は慎重に考えたほうが良いでしょう。

特に転勤が多い方には、全国対応のドコモ光の継続利用をおすすめ。

 

スマホのセット割引の対象キャリアが異なる

ドコモ光とeo光では、適用されるスマホのセット割引が異なります。

光配線を乗り換えると、現在利用しているスマホの割引が適用されなくなる可能性あり。

セット割引を活用している場合は、光回線の変更に加えてスマホのキャリアも見直さないと、月額料金が上がってしまう可能性があるでしょう。

 

回線変更には工事が必要

ドコモ光とeo光は異なる回線網を使用しているため、乗り換えには新規工事が必要となります。

ドコモ光はNTTの回線網を使用していますが、eo光は独自の光ファイバーネットワークを利用しているため、ドコモ光から他の光コラボ事業者への変更のように工事なしでの移行はできません。

なお、申し込みから利用開始までには約1ヶ月程度の期間が必要となるため、余裕をもって手続きを進めることをおすすめします。

 

ドコモ光とeo光、どちらを選ぶべき？

ドコモ光とeo光、それぞれの特徴を踏まえ、どんな人に向いているのかを整理しました。

結論として、現在使っているスマホのキャリアに合わせて選ぶのが最適です。

ドコモのスマホを利用しているなら「ドコモ光」、auユーザーなら「eo光」が相性の良い選択肢となります。

 

 

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また、月々の通信費をできるだけ節約したい場合は、スマホとインターネット回線のセット割の利用がおすすめ。

セット割を活用することで、スマホの料金が割引され、毎月の負担を軽減できますよ。

 

【まとめ】ドコモ光とeo光の違い

ドコモ光とeo光は、提供エリアや回線の仕組み、料金、通信速度、スマホとのセット割などに違いがあります。

ドコモ光はNTTの光回線を使った全国対応の光コラボで、ドコモスマホとのセット割が利用可能。

一方、eo光は関西エリア限定の独自回線で、auやUQモバイルユーザー向けの割引が充実しています。

また、通信速度はeo光の方が高速ですが、利用できる地域が限られる点に要注意。

料金面では、戸建てならeo光が安く、マンションは条件によって異なります。

なお、ドコモ光とeo光の乗り換えには工事が必要なため、事前の確認が必要。

ドコモ光とeo光どちらを選ぶべきかを迷った場合は、現在使っているスマホのキャリアに合わせて選ぶのが最もお得な方法となりますよ。

 

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