NURO光とeo光「どちらに乗り換えるべき?」「料金や通信速度はどう違うの?」と迷っていませんか?
結論として、auやUQモバイルのスマホを使っている方にはeo光、それ以外の方にはNURO光がおすすめ。
その理由は、スマホと光回線のセット割を活用すると、通信費をよりお得にできるからです。
この記事では、料金や通信速度、キャンペーンの違いを比較しながら、NURO光とeo光それぞれの特徴やメリットを詳しく紹介します!
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NURO光とeo光の違いを比較
まずは、NURO光とeo光の主な違いを一覧で見てみましょう。
NURO光 | eo光 | |
---|---|---|
対応エリア | 北海道、東北、関東、中部・東海、関西、中国、九州の一部 | 関西エリアと福井の一部 |
回線速度 | 下り最大2Gbps / 上り最大1Gbps | 下り・上り最大1Gbps |
IPv6接続 | 標準対応 | 標準対応 |
プロバイダー | So-net | eo光 |
月額料金 | 戸建て 5,200円 / マンション 5,200円 | 戸建て 5,448円 / マンション 3,410円~ |
スマホセット割 | ソフトバンク / ワイモバイル | au / UQモバイル / mineo |
キャンペーン | 工事費実質無料、最大60,000円キャッシュバック | 工事費実質無料、最大58,200円割引 |
オプションサービス | 光電話(330円/月)、光テレビ(2,750円/月)、セキュリティ(550円/月) | 光電話(314円/月)、光テレビ、セキュリティ(275円/月) |
解約時費用 (2022年6月30日以前) | 1年目 10,450円 / 2年目以降 無料 | 1年目 13,200円 / 2年目以降 6,600円以下 |
解約時費用 (2022年7月1日以降) | 1年目 3,850円 / 2年目以降 無料 | 1年目 5,110円 / 2年目以降 4,140円 |
解約特典 | 新規契約者は2ヶ月以内なら解約金無料 | 特になし |
この二つのサービスは、提供元の企業や回線の仕組み、料金、特典などに違いがあります。
どちらも独自の光回線を使用しており、利用できる地域は限られていますが、その分、高速通信が可能なのが特徴です。
通信速度はNURO光のほうがやや速いものの、どちらも十分な速度が出るため、実際の使用感に大きな差を感じることは少ないでしょう。
そのため、月額料金の安いほうを選ぶのがおすすめ。
また、利用中のスマートフォンによっては、割引が適用される場合もありますのでチェックしてください。
対応エリアを比較
NURO光は、eo光と比べて利用できるエリアが広いのが特徴。
eo光は関西地方限定のサービスですが、NURO光も全国対応というわけではありません。
そこでNURO光とeo光、それぞれの対応エリアを以下の表にまとめました。
NURO光 | eo光 | |
---|---|---|
北海道 | 札幌市 / 小樽市 / 千歳市 / 恵庭市 / 石狩市 / 江別市 | – |
東北 | 宮城 / 福島 / 山形(10Gプランのみ) | – |
関東 | 東京 / 神奈川 / 埼玉 / 千葉 / 茨城 / 栃木 / 群馬 | – |
中部・東海 | 愛知 / 静岡 / 岐阜 / 三重 | 福井 |
関西 | 大阪 / 兵庫 / 京都 / 奈良 / 滋賀 | 大阪 / 兵庫 / 京都 / 奈良 / 滋賀 / 和歌山 |
中国 | 広島 / 岡山 | – |
四国 | – | – |
九州・沖縄 | 福岡 / 佐賀 | – |
NURO光は、北海道、東北、関東、中部、関西、中国、九州の一部地域で利用可能。
一方、eo光は関西エリアと福井の一部に特化したサービスのため、それ以外の地域では利用できません。
そのため今後、引っ越しを予定している場合は、より広範囲で利用できるNURO光を選ぶと安心できるでしょう。
回線速度の比較
インターネットの通信速度を比較すると、NURO光はeo光よりも高速。
eo光の最大通信速度は1Gbpsですが、NURO光は下り最大2Gbpsに対応しています。
一般的な光回線の多くが1Gbpsにとどまる中、NURO光はスピードを重視するユーザーに人気。
NURO光 | eo光 | |
---|---|---|
下り最大速度 | 2Gbps | 1Gbps |
上り最大速度 | 1Gbps | 1Gbps |
ただし、回線事業者が公表する最大速度はあくまで理論上の数値であり、実際の利用環境では速度が低下する場合があります。
これはプロバイダの影響や、ルーターの性能などが関係しているためです。
そのため、回線を選ぶ際には公式の理論値だけでなく、実際の利用者が計測した平均速度「みんなのネット回線速度」を考慮するとよいでしょう。
IPv6接続の比較
NURO光とeo光は標準でIPv6接続に対応しており、特別な手続きなしでIPv6を利用できます。
一般的に「IPv6対応で通信が速くなる」と言われますが、NURO光とeo光はもともと高速な回線であるため、IPv6による大きな速度変化はありません。
IPv6は「IPoE」という通信方式と組み合わせると、ネットワークの混雑を回避し、より安定した通信を可能にします。
ただし、「IPv6+IPoE」の効果が特に発揮されるのは、NTTの回線網を利用するフレッツ光や、ドコモ光・ソフトバンク光などの光コラボ回線。
NURO光やeo光は独自の回線を使用しているため、「IPv6(IPoE)」の有無に関係なく、常に高速な通信を維持できるでしょう。
プロバイダーの比較
NURO光とeo光では、利用者がプロバイダを自由に選ぶことができません。
NURO光とeo光では、それぞれのサービスに指定されたプロバイダがあり、NURO光はSo-net、eo光はeo光と決まっています。
また、NURO光はSo-netとともにSONYが提供するサービス。
そのため、NURO光とeo光のどちらも、自社で回線とプロバイダを一体で提供し、コストを抑えた料金設定を実現しています。
月額料金を比較
NURO光は、月額料金が比較的安く設定されている場合が多くあります。
例えば、戸建てタイプの基本料金を比較すると、eo光は月額5,448円なのに対し、NURO光は5,200円とやや割安。
さらに、eo光では契約から1年間、月額3,280円で利用できますが、NURO光もキャンペーンを利用すれば、1年間月額980円という大幅な割引が適用される場合があります。
より分かりやすくするため、2年間の合計費用を以下の表にまとめました。
NURO光 | eo光 | |
---|---|---|
戸建て | 74,160円 | 104,352円 |
マンション | 74,160円 | 79,824円 |
eo光のマンションタイプは、建物の条件によって費用が異なり、最低でも79,824円かかります。
一方、NURO光は戸建て・マンションともに75,000円以下で利用可能なため、コスト面ではNURO光の方が優れています。
スマホセット割の比較
光回線を選ぶ際には、スマホとのセット割引が適用できるかの確認が重要。
なぜなら、利用するスマホのキャリアによって、最もお得な光回線が変わるからです。
NURO光のセット割対象キャリアはソフトバンクとワイモバイル、eo光はau・UQモバイル・mineo。
特にソフトバンクとauのユーザーは、1台あたり最大1,100円の割引が受けられるため、スマホとの組み合わせ次第では大幅な節約につながります。
このように長期間利用することを考えると、スマホ割引が適用できる光回線を選ぶと、よりコストを抑えられます。
キャンペーンを比較
NURO光 | eo光 | |
---|---|---|
工事費 | 44,000円(実質無料) | 実質無料 |
キャッシュバック | 最大60,000円+期間限定14,000円 | なし |
違約金負担 | なし(2ヶ月以内なら無料解約可能) | 最大60,000円の他社違約金負担 |
月額料金割引 | なし | 最大58,200円割引 |
移転費用 | 実質無料 | 通常料金 |
NURO光とeo光どちらの回線も、お得なキャンペーンを実施しているため契約前に特典を比較し、自分に合ったプランを選ぶのがおすすめ。
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オプションサービスの比較
NURO光とeo光両社ともに、オプションサービスの種類に大きな違いはなく、どちらも30種類以上の豊富なラインナップを取り揃えています。
特に、光電話や光テレビなどの人気オプションについては、提供内容にほとんど差がありません。
以下に、「光電話」「光テレビ」「サポート」「セキュリティ」などの代表的なオプションをまとめました。
NURO光 | eo光 | |
---|---|---|
光テレビ | ひかりTV for NURO(2年契約:2,750円/月) | eo光テレビ |
光電話 | NURO 光 でんわ(関西:330円/月) | eo光電話(314円/月) |
リモートサポート | NURO リモートサポート(550円/月) | リモートサポートプラス(220円/月) |
セキュリティサービス | セキュリティ対策ソフト(550円/月) | セキュリティパック(275円/月) |
解約時費用を比較
インターネット回線の契約を検討する際には、解約時にかかる費用も把握しておくことが重要。
特に契約期間によって解約金が異なるため、長期間利用する場合のコストを比較しておくと良いでしょう。
NURO光 | eo光 | |
---|---|---|
1年目 | 10,450円 | 13,200円 |
2年目以降 | – | 6,600円以下 |
NURO光とeo光の解約金を比較すると、1年目の解約ではNURO光の方が2,750円安くなっています。
一方、2年目以降はeo光の方が3,850円以上安くなります。
多くの利用者は長期間契約を継続するため、総合的に考えるとeo光の方が解約費用を抑えやすいと言えるでしょう。
NURO光 | eo光 | |
---|---|---|
1年目 | 3,850円 | 5,110円 |
2年目以降 | – | 4,140円 |
2022年7月以降に契約した場合の違約金を比較すると、NURO光の方が安価に設定。
ただし、NURO光とeo光どちらのサービスも、5,000円前後のため大きな差はありません。
また、2022年7月に改定された「消費者保護ルール」により、違約金の上限は月額料金の1か月分と定められました。
そのため、2022年7月1日以降に契約した場合は、上記の料金が適用。
さらに2025年2月時点では、NURO光の新規契約者向け特典として、契約後2か月以内であれば解約金が発生しないキャンペーンを実施。
契約後にサービスが合わなかった場合でも、一定期間内なら負担なく解約できるため、安心して試すことができるでしょう。
NURO光とeo光を乗り換える際の注意点
NURO光からeo光、またはeo光からNURO光に変更する際には、次の5つのポイントを押さえておくことが大切。
それぞれ詳しく説明します。
提供エリアや建物の条件によっては乗り換えができないことも
NURO光とeo光は提供エリアが異なるため、どちらか一方しか対応していない地域があります。
また、エリア内でも建物の設備や構造によっては契約できない場合もあるため、事前に提供状況を確認しておくことが重要。
eo光の通信速度はマンションによって異なる
マンションの設備によっては、eo光の通信速度が最大限に発揮されない場合あり。
これは、建物の配線方式が影響するためです。
通常、eo光は最大1Gbps(1,000Mbps)の速度が出ますが、古い配線が使用されている場合、最大100Mbpsに制限されることがあります。
一方、NURO光は利用できるマンションが少ないものの、対応している場合はすべて下り最大2Gbpsの通信速度が保証。
スマホのセット割の適用キャリアが変わる
NURO光とeo光では、スマホのセット割が適用されるキャリアが異なります。
NURO光はソフトバンクのスマホとのセット割、eo光はauのスマホとのセット割が提供。
そのため、乗り換えによって現在のセット割が適用されなくなる可能性があります。
スマホの契約をそのまま継続する場合、通信費が上がる可能性があるため、事前に確認しておくことを推奨します。
乗り換えには必ず工事が必要
NURO光とeo光の乗り換えには、必ず工事が必要。
これは、それぞれ独自の回線を使用しているためです。
例えば、フレッツ光の光コラボ間の乗り換えであれば工事不要ですが、NURO光とeo光の切り替えでは新たに回線設備の設置が必要。
なお、申し込みから利用開始までの期間は、NURO光が約1~3ヶ月、eo光が約1ヶ月とされています。
NURO光の開通には2回の工事が必要
NURO光を利用する際には、「宅内工事」と「屋外工事」の2回の工事が必要となり、それぞれ立ち会いが求められています。
他の光回線は通常1回の工事で開通することが多くありますが、NURO光は2回の工事が必要なため、スケジュールの調整が必要。
ただし、以下の方法を利用すると、工事を1日で完了させることも可能。
ただし、同日工事は関東の戸建て限定で、費用が5,500円もかかります。
そのため、特にこだわりがなければ、全国どこでも対応可能な土日工事を選ぶのがオススメ。
NURO光が適している方
NURO光は、以下のような方におすすめです。
NURO光は、au以外のスマホユーザーにとってコストパフォーマンスが高い選択肢。
さらに、最大2Gbpsの高速通信が可能で、複数人で同時にインターネットを利用しても快適に使えます。
現在、公式サイトから申し込むと最大60,000円のキャッシュバックが受け取れるキャンペーンを実施中。
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eo光が適している方
eo光は、以下のような方におすすめ。
auのスマホを契約している方は、eo光との併用で通信費を抑えられるため、経済的なメリットがあります。
また、和歌山県や福井県ではNURO光のサービスが提供されていないため、安定したインターネット環境を求めるならeo光が最適。
また、現在最大60,000円のキャッシュバックキャンペーンを実施しています。
【まとめ】NURO光とeo光の違い
NURO光とeo光は、それぞれ独自の光回線を使用しており、提供エリアや通信速度、料金、特典に違いあり。
NURO光は全国の一部地域で利用不可ですが、最大2Gbpsの高速通信が特徴。
また、ソフトバンクやワイモバイルのスマホとセットでお得に使えます。
一方、eo光は関西限定のサービスで、auやUQモバイルとのセット割が魅力。
短期間での利用や、関西エリアでの安定した通信を求める方にeo光はおすすめ。
料金面ではNURO光の方がややお得ですが、スマホのキャリアや利用地域を考慮して、自分に合った回線を選ぶようにしてください。
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