auひかりとeo光「どちらに乗り換えたほうがいいの?」「料金や通信速度の違いは?」と悩んでいませんか?
結論として、関西地域の一戸建てならeo光がおすすめ。
マンションの場合は、自分に合った条件で選ぶのがポイントです。
auひかりとeo光どちらのサービスも独自回線を使用しており、一般的な光回線よりも高速な通信が可能です。
そのため、auひかりとeo光のどちらを選んでも、通信速度で困ることはほとんどありません。
また、auひかりとeo光どちらも「auスマートバリュー」に対応しているため、auのスマホを利用している方は割引を受けられるメリットがあります。
そのため、選ぶ際は「関西以外への引っ越しの予定」「キャンペーンの内容」「テレビサービスの充実度」などを比較すると良いでしょう。
そこで、この記事ではauひかりとeo光の料金や通信速度、キャンペーンの違いなどを詳しく解説してゆきます。
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auひかりとeo光の違いを徹底比較
まずは、auひかりとeo光の主な違いを確認しましょう。
auひかり | eo光 | |
---|---|---|
提供企業 | KDDI | オプテージ(関西電力グループ) |
回線種別 | 独自回線 | 独自回線(関西電力インフラ利用) |
提供エリア | 全国(約70%カバー) | 関西エリア限定 |
auひかりとeo光は、提供する企業や回線の種類、料金体系、キャンペーン内容などが異なります。
auひかりはKDDIが運営する独自の光回線で、日本全国の約70%の世帯をカバー。
独自回線を提供する業者の中でも、auひかりは光対応エリアの広さが際立っています。
一方、eo光は関西電力グループのオプテージが運営する光回線サービスで、関西電力のインフラを利用し、主に関西エリアで提供。
提供エリアの比較
auひかりとeo光は、それぞれ利用できる地域が異なります。
auひかり | eo光 | |
---|---|---|
対応エリア | 全国の約70% | 関西エリア限定 |
マンション対応 | 全国対応 | 関西エリア対応 |
戸建て対応 | 関西エリア不可 | 関西エリア対応 |
auひかりは全国の約70%のエリアで利用可能ですが、eo光は関西エリア限定の光回線サービス。
また、auひかりは関西でも提供されていますが、利用できるのはマンション向けプランのみ。
そのため、関西で戸建てにお住まいの方は、auひかりに契約することができません。
関西の戸建てにお住まいの方はeo光が最適な選択肢となり、将来的に関西以外へ引っ越す可能性がある場合は、全国で利用できるauひかりを選ぶのが良いでしょう。
通信速度を比較
eo光とauひかりの実際の通信速度を「みんなのネット回線速度」の情報をもとに比べてみました。
eo光 | auひかり | |
---|---|---|
下り速度 | 1003.75Mbps | 633.83Mbps |
上り速度 | 894.88Mbps | 592.05Mbps |
この表から、eo光のほうがauひかりよりも高速であることが分かりました。
eo光は関西エリア限定の光回線で、利用者が比較的少ないため、回線の混雑が起こりにくく、安定した高速通信が可能。
とはいえ、一般的にオンラインゲームなどでは100Mbps以上あれば快適に利用できるため、どちらの回線でも十分な通信速度が確保されています。
ただし、光回線の実際の速度は、地域や時間帯によって変動する場合があります。
乗り換えを検討する際は、「みんなのネット回線速度」などのサイトで最新の実測データを確認しておくと安心できるでしょう。
IPv6対応の比較
auひかりとeo光は、どちらも標準でIPv6接続に対応。
IPv6は、混雑を避ける「IPoE方式」と組み合わせると、よりスムーズな通信が可能になります。
特に「IPv6+IPoE」の組み合わせが効果を発揮するのは、NTTの回線を利用するフレッツ光や光コラボ(ドコモ光・ソフトバンク光など)。
一方、auひかりやeo光は自社専用の回線を使用しているため、IPv6の接続方式に関係なく、もともと安定した高速通信を提供しています。
契約内容の比較
関西エリアの戸建て住宅では、利用可能な光回線サービスはeo光のみ。
auひかりは関西エリアで戸建て向けプランを提供していないため、選択肢には含まれません。
そのため、関西で戸建てに住んでいる方は、必然的にeo光を選ぶことになります。
eo光は、関西エリアに特化した光回線サービスであり、地域密着型のサポートと安定した通信品質が魅力。
また、関西エリアではコストパフォーマンスに優れたインターネット回線として高い評価を得ており、通信速度や安定性の面でもユーザーの満足度が高いと言われています。
さらに、eo光は地域限定のサービスであるため、関西の利用者向けに特化したプランやキャンペーンを展開している点も大きなメリット。
しかも、eo光はサポート体制も充実しており、地元密着型の対応が期待できます。
そのため、関西エリアの戸建て住宅に住んでいる方にとって、eo光は非常に有力な選択肢となるでしょう。
プロバイダの比較
auひかり | eo光 | |
---|---|---|
プロバイダの選択 | 8社から選択可能 | 選択不可(固定) |
eo光では、プロバイダを自由に選べず、回線とプロバイダのサービスが一体化。
一方、auひかりでは以下の8社からプロバイダの選択が可能。
そのため、特定のプロバイダを利用したい場合は、auひかりのほうが向いているでしょう。
ただし、auひかりでは一度選んだプロバイダを途中で変更はできません。
変更する場合は、auひかりを一度解約し、新規契約をする必要があります。
工事費を比較
auひかりは「NNコミュニケーションズ」経由、eo光は「正規取次店」から申し込むと、工事費が実質無料。
通常、工事費無料キャンペーンを利用しない場合、以下の費用が発生します。
auひかり | eo光 | |
---|---|---|
工事費 | 戸建て: 41,250円(実質無料) マンション: 33,000円(実質無料) |
戸建て: 29,700円(実質無料) マンション: 5,500~29,700円(実質無料) |
他社違約金補助 | 最大30,000円 | 最大60,000円 |
申し込みの最適方法 | NNコミュニケーションズ | 正規取次店経由 |
工事費を抑えるためには、適用条件を確認し、無料キャンペーンを活用するのがおすすめ。
月額料金を比較
光回線の月額料金を比較すると、eo光の方がリーズナブル。
auひかり(税込) | eo光(税込) | |
---|---|---|
戸建て | 6,160円~ | 5,448円~ |
マンション | 4,730円~ | 3,876円~ |
auひかりのマンション向けプランは、建物の設備によって料金が異なり、場合によっては高くなる場合もあります。
具体的な月額料金を確認したい場合は、「auひかり提供エリア検索」を利用して、自分の住んでいる建物のタイプを調べてみましょう。
一方、eo光のマンション向けプランは、業界の中でも特にコストパフォーマンスに優れた価格設定となっています。
スマホ割引の比較
auひかりやeo光を利用すると、auのスマホ料金が毎月最大1,100円割引。
これは、光回線とスマホをセットで契約すると適用される「auスマートバリュー」による特典。
この割引を受けるには、どちらの回線でも光電話のオプションに加入する必要があります。
ただし、オプションの料金は異なり、auひかりは月額550円、eo光は月額314円(電話アダプタ代)がかかります。
キャンペーンを比較
キャンペーン内容を比較すると、auひかりのほうがより多くの特典を受け取れます。
以下に、それぞれのキャンペーン内容をまとめました(マンション向けの情報)。
auひかり | eo光 | |
---|---|---|
最大キャッシュバック | 147,000円 | 60,000円 |
auひかりのキャンペーンは、公式サイトよりも「NNコミュニケーションズ」などの代理店で申し込むとよりお得になります。
一方、eo光は正規取次店から申し込むのが、最も高い特典を受けられる方法。
このように特典内容を比較すると、特にキャッシュバック額の差が大きいため、auひかりのほうが魅力的な選択肢となるでしょう。
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テレビサービスの比較
eo光のテレビサービスは、auひかりより充実。
以下は、両社のチャンネルラインナップを比較しました。
auひかり | eo光 | |
---|---|---|
地デジ・BS | 視聴不可 | 17ch |
専門チャンネル数 | 47ch | 64ch |
地デジ・BS放送が視聴できるのはeo光のみで、auひかりでは提供されていません。
そのため、アンテナの設置が難しい家庭では、eo光のほうが適しています。
また、専門チャンネルの数ではeo光が17チャンネル多く、より多くの選択肢があります。
ただし、どちらのサービスも主要なジャンルがそろっているため、チャンネル数だけで選ぶのではなく、自分が見たいジャンルをよりお得に楽しめるサービスを選ぶのが賢明。
解約費用と撤去費用を比較
auひかり | eo光 | |
---|---|---|
違約金 | 2,290~4,730円 | 2,446~5,110円 |
撤去工事費 | 31,680円 | 11,000円 |
合計 | 約35,000円 | 約15,000円 |
解約時にかかる費用は、eo光のほうが低めです。
違約金には大きな差はありませんが、撤去工事費に関してはauひかりのほうが約2万円高く設定されています。
そのため、賃貸物件に住んでいる場合は、退去時の原状回復の必要があるかどうかを、事前に管理会社に確認しておくと安心できるでしょう。
一方で、持ち家やもともと回線設備が設置されている住居では、撤去工事を行う義務はありません。
ただし現在では、auひかりとeo光どちらの回線も撤去工事は希望者のみ実施される仕組みになっています。
auひかりやeo光への乗り換え時に知っておきたいポイント
auひかりやeo光へ乗り換える際は、申し込み手続きや工事の必要性、割引の適用条件など、事前に確認しておくべきポイントがあります。
そのため、スムーズにauひかりやeo光に乗り換えるために、注意点をしっかり押さえておきましょう。
auスマートバリューを継続利用するには再申し込みが必要
auひかりやeo光は、どちらも「auスマートバリュー」の対象ですが、乗り換えの際には改めて申し込みが必要。
したがって、自動的に継続されるわけではないため、My auにログインして再手続きを忘れずに行いましょう。
eo光は関西エリア外では利用できない
eo光は、関西地方と福井県の一部地域のみ利用できます。
そのため、将来的に関西エリア外へ引っ越す可能性がある場合は、eo光への乗り換えはおすすめできません。
関西の戸建てではeo光からauひかりへの乗り換えができない
関西エリアの戸建て住宅では、eo光からauひかりに変更はできません。
これは、auひかりが関西の戸建て向けにサービスを提供していないためです。
ただし、eo光なら関西圏内での引っ越しであれば移転工事費は無料。
さらに引っ越し後の2ヶ月間は、月額料金も無料になります。
一方、関西エリア外の戸建てに引っ越す場合は、auひかりと契約することが可能。
回線変更には工事が必要
フレッツ光を利用する「光コラボ」の場合、乗り換え時に回線の切り替えだけで済むため、工事が不要な場合が多くあります。
※光コラボとはフレッツ光の回線を利用したサービスで、ソフトバンク光やドコモ光などが該当。
しかし、auひかりやソネット光プラスは独自の回線を使用しているため、開通には工事が必要です。
回線工事には時間がかかる場合があるため、早めに申し込んでおきましょう。
割引やキャンペーンの適用条件をしっかりチェック
割引やキャンペーンを利用する際は、適用条件を事前に確認しておきましょう。
お得に感じても、契約期間の縛りや解約時の違約金が発生する場合があります。
例えば、eo光の「即割」を適用すると、2年以内に解約した場合に6,600円の違約金が必要。
そのため、乗り換えの申し込み前に条件をしっかり理解し、納得した上で手続きを進めるようにしてください。
auひかりのテレビサービスは地デジ・BSに対応していない
auひかりのテレビサービスでは、地デジやBS放送を視聴できません。
auひかりテレビサービスで、提供されるのは専門チャンネルのみです。
そのため、自宅で地デジやBSの電波を受信できない場合、auひかりではこれらの放送を視聴できなくなります。
このように、お住まいのテレビ受信環境によっては、eo光をそのまま利用したほうが良い場合もあるでしょう。
ただし、テレビをあまり見ない方であれば、乗り換えても特に問題はないでしょう。
auひかりがおすすめの方
auひかりをおすすめするのは、次のような方です。
auひかりは戸建て向けの提供がないため、マンションにお住まいの方に最適なインターネット回線。
さらに、最大147,000円のキャッシュバック特典があり、お得に契約できる点も魅力です。
現在、最大147,000円のキャッシュバックキャンペーンを実施中のため、興味がある方は早めにチェックしてみてください。
≫≫ auひかりで頼む
eo光がおすすめの方
eo光の契約が向いているのは、次のような方です。
eo光は関西エリア限定のサービスで、毎月2,200円の割引が適用されるキャンペーンがあるため、コストを抑えたい方におすすめ。
さらに、現在1万円分の商品券がもらえるキャンペーンも実施しているため、この機会をお見逃しなく。
【まとめ】auひかりとeo光の違い
auひかりとeo光は、どちらも独自回線を使用しており、高速で安定した通信が可能。
ただし、提供エリアや料金、特典には違いがあります。
auひかりは全国の約70%のエリアに対応しており、特にマンション向けプランが充実。
しかも、高額キャッシュバックなどのキャンペーンも魅力です。
一方、eo光は関西エリア限定ですが、戸建て向けプランの料金が比較的安く、通信速度の速さも特徴。
auひかりとeo光のどちらも「auスマートバリュー」に対応しており、auスマホの利用者は割引を受けられます。
このように、関西の戸建てならeo光、マンションや関西以外の地域ならauひかりが適しています。
auひかりまたはeo光との契約前にキャンペーンや工事費、解約金の条件を確認し、自分のライフスタイルに合った回線を選ぶようにしてください。
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